プレ公開を終えて
まだ肌寒く、時に体調をも崩しそうな厳しさもまだ残る時期ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
劇団Rabbit clowNの団長を務めさせて頂いております、小日向 風生でございます。
2018年2月24,25日に行われた、ミュージカル風同人演劇「もうひとつのアリとキリギリス」のプレ公開、ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。
本来ならば、公演という形で迎える予定でしたが、我が劇団の我儘で急遽「プレ公開」と催し形態を変更させて頂く事になったにも関わらず、ご予約頂いた皆様からは、ほぼキャンセルが無くお越し頂き、関係者一同心より御礼申し上げます。また、当日来られるようになったということで、お越しいただいた方もおられ、少しでも多くの方に見て頂きたかった我々としましては、これ程ない喜びを感じております。
地方の方や、都合が合わずお越し頂くことが叶わなかった方にも「行きたかったです」とお声を頂くこともありまして、そのお気持ちだけでとても感謝の気持ちでいっぱいでございます。
たかがプレ公開でここまでするのか?と思う方もおられるかもしれません。
しかし、プレ公開の出演者全員で舞台に立てるのはあの日が最初で最後でした。
お客様からも何度か
「プレ公開だなんて勿体ない!もう立派な【公演】だったよ!!」
「公演でよかったよ!とてもよかったです!!」
「このレベルなら、お金払ってよかったよ!!」
など、有難い言葉も頂き、もうこの出演者で演じることは出来ないので、一つの節目として記念ページを作成致しました。
プレ公開と合わせて、少しでも楽しんでもらえたら幸いです。
ご存知の方もいるかもしれませんが、我々劇団Rabbit clowNは、未だちゃんとした旗揚げ公演をしておりません。
全て小日向の責任と言ってしまえば間違いありません。度重なるトラブルを掻い潜り、ようやく公演を迎えられると思ってドキドキしながら仲間と進んできたのですが、それも叶わず…
「でも、今回はあきらめたくない!延期なんてしたくない!!なんとか人に見てもらえる状態にできないものか?!」
と急遽思いついたのがプレ公開という形でした。
勿論、一部の方には大変ご迷惑をお掛けしてしまい、大変申し訳無く思っております。ですが、団の役者の為に…出演者の為に今までの稽古を無駄にはしたくなかったのです。
とても褒められることをしてきたわけではありませんが、当日の会場での皆様の御意見は自分が想像していた辛辣な御意見とは反し、上記にもある通りとても暖かく、心に染みわたる御言葉ばかりでした。本当にありがとうございます。
ラビクラの団長を務めている自分ですが、とても小心者で自分に自信がありません。
そんな風にはとても見えないとかよく言われますが、虚勢を張ってるだけです。
そんな自分が役者だけでなく、まさかの演出と脚本。
団員みんなの前では「自分がやります」なんて普通に喋ってたけども、内心内蔵飛び出そうな心境だったのは内緒です(笑
実は過去に自分が脚本をした際にトラウマになることがあり、似たような事にならないかすごく不安だったんです。
でも、それは杞憂に過ぎず、過去のトラウマを清算出来た気がします。ありがとうね、皆。
そう、出演者の皆にも本当に感謝してる。
振付以外の舞台全体の演出なんてしたことないから、全部手探りだったのに、なるべく自分のイメージにしようと見えないところですっごい努力してくれてたんだろうなーって。
2月入ってからの皆の演技成長はとても素晴らしく、劇中の音響してる時とか、一緒に板に立っている時とか、上の写真の様に最後の雑談や告知をしている皆を客席から見ていた時とかすごく立派だなーって思いました。いっそ自分が団長じゃなくてもいいんじゃないかって程に(笑
皆のおかげで、プレ公開が無事成功として終わったんだと思っています。
信じてついてきてくれてありがとう。これからも公演に向けてよろしくね!
語彙力が乏しいから、似たような事しか言えませんが
改めて皆様に最大の愛と感謝を。
本当にありがとうございました!次回は本公演でお会い致しましょう!
劇団Rabbit clowN 団長 小日向風生